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【公開番号】特開2009-126904(P2009-126904A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【発明の名称】ポリマー薄膜およびその製造方法
【国際特許分類】

   C08F   8/00     (2006.01)   C08J   5/18     (2006.01)
【FI】

   C08F  8/00            C08J  5/18    CET 
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【全頁数】17
【出願番号】特願2007-301668(P2007-301668)
【出願日】平成19年11月21日(2007.11.21)
【出願人】
【識別番号】503359821
【氏名又は名称】独立行政法人理化学研究所
【住所又は居所】埼玉県和光市広沢2番1号
【出願人】
【識別番号】000006644
【氏名又は名称】新日鐵化学株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区外神田四丁目14番1号
【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人原謙三国際特許事務所
【発明者】
【氏名】国武 豊喜
【住所又は居所】埼玉県和光市広沢2番1号 独立行政法人理化学研究所内
【発明者】
【氏名】渡邊 宏臣
【住所又は居所】埼玉県和光市広沢2番1号 独立行政法人理化学研究所内
【発明者】
【氏名】川辺 正直
【住所又は居所】福岡県北九州市戸畑区大字中原先の浜46番地の80 新日鐵化学株式会社内
【発明者】
【氏名】北島 裕子
【住所又は居所】福岡県北九州市戸畑区大字中原先の浜46番地の80 新日鐵化学株式会社内
【テーマコード(参考)】

4F0714J100
【Fターム(参考)】

4F071 AA22 AF53 AH19 4J100 AB02P AB16Q CA04 HA53

--------------------------------------------------------------------------------

【要約】   (修正有)
【課題】連鎖重合によって硬化する組成物により得られる硬化型ポリマー薄膜を提供する。
【解決手段】多官能ビニル芳香族共重合体(A)を含む組成物を連鎖重合により硬化させてなるポリマー薄膜であって、前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位およびモノビニル芳香族化合物単量体(b)由来の構造単位を有し、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位を10モル%以上含有し、かつ、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位の全量の内、式(a1)で表される構造単位が50モル%以上であり、Mnが600~100,000であり、Mw/Mnが2.0~100.0であり、ガラス転移温度が20℃以上である溶剤可溶性の多官能ビニル芳香族共重合体であることを特徴とする、ポリマー薄膜。式(a1)

 


(式中、R1は炭素数6~30の芳香族炭化水素基を示す。)
【選択図】なし


--------------------------------------------------------------------------------

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多官能ビニル芳香族共重合体(A)を含む組成物を連鎖重合により硬化させてなるポリマー薄膜であって、
前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位およびモノビニル芳香族化合物単量体(b)由来の構造単位を有し、該多官能ビニル芳香族共重合体(A)がジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位を10モル%以上含有し、かつ、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位の全量の内、式(a1)で表される構造単位が50モル%以上であり、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定されるポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)が600~100,000であり、重量平均分子量(Mw)とMnの比(Mw/Mn)が2.0~100.0であり、示差走査熱量計(DSC)によって測定されるガラス転移温度が20℃以上である溶剤可溶性の多官能ビニル芳香族共重合体であることを特徴とする、ポリマー薄膜。
式(a1)
【化1】

 


(式中、R1は炭素数6~30の芳香族炭化水素基を示す。)
【請求項2】
前記モノビニル芳香族化合物単量体(b)がエチルビニルベンゼンおよび/またはスチレンである、請求項1に記載のポリマー薄膜。
【請求項3】
前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)がその末端の一部にエーテル結合を介した鎖状炭化水素基、エーテル結合を介した芳香族炭化水素基またはアルコール性水酸基を有し、前記エーテル結合及びアルコール性水酸基由来の酸素含有量が0.1~5.0重量%である、請求項1または2に記載のポリマー薄膜。
【請求項4】
膜厚が、100nm以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載のポリマー薄膜。
【請求項5】
前記連鎖重合は、ラジカル重合である、請求項1~4のいずれか1項に記載のポリマー薄膜。
【請求項6】
支持体上に、少なくとも、多官能ビニル芳香族共重合体(A)を含む組成物を層状に設け、該層状に設けた組成物中の前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)を連鎖重合して硬化させた後、前記支持体と前記組成物を分離させることを含むポリマー薄膜の製造方法であって、
前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位およびモノビニル芳香族化合物単量体(b)由来の構造単位を有し、該多官能ビニル芳香族共重合体(A)がジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位を10モル%以上含有し、かつ、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位の全量の内、式(a1)で表される構造単位が50モル%以上であり、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定されるポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)が600~100,000であり、重量平均分子量(Mw)とMnの比(Mw/Mn)が2.0~100.0であり、示差走査熱量計(DSC)によって測定されるガラス転移温度が20℃以上である溶剤可溶性の多官能ビニル芳香族共重合体であることを特徴とする、ポリマー薄膜の製造方法。
式(a1)
【化2】

 


(式中、R1は炭素数6~30の芳香族炭化水素基を示す。)
【請求項7】
支持体の表面に、犠牲層を設け、該犠牲層の表面に、多官能ビニル芳香族共重合体(A)を含む組成物を層状に設け、該層状に設けた組成物中の前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)を連鎖重合して硬化させた後、前記支持体と前記組成物を分離させることを含むポリマー薄膜の製造方法であって、
前記多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位およびモノビニル芳香族化合物単量体(b)由来の構造単位を有し、該多官能ビニル芳香族共重合体(A)がジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位を10モル%以上含有し、かつ、ジビニル芳香族化合物単量体(a)由来の構造単位の全量の内、式(a1)で表される構造単位が50モル%以上であり、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定されるポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)が600~100,000であり、重量平均分子量(Mw)とMnの比(Mw/Mn)が2.0~100.0であり、示差走査熱量計(DSC)によって測定されるガラス転移温度が20℃以上である溶剤可溶性の多官能ビニル芳香族共重合体であることを特徴とする、ポリマー薄膜の製造方法。
式(a1)
【化3】

 


(式中、R1は炭素数6~30の芳香族炭化水素基を示す。)
【請求項8】
前記連鎖重合は、ラジカル重合である、請求項6または7に記載のポリマー薄膜の製造方法。
【請求項9】
前記組成物は、さらに、ラジカル重合開始剤を含む、請求項6~8のいずれか1項に記載のポリマー薄膜の製造方法。
【請求項10】
前記犠牲層の除去は、該犠牲層を溶解することにより行う、請求項6~9のいずれか1項に記載のポリマー薄膜の製造方法。
【請求項11】
前記成物は、スピンコーティング法またはディップコーティング法により、前記支持体上に層状に設ける、請求項6~10のいずれか1項に記載のポリマー薄膜の製造方法。

 

sinnitetu-kagaku-2.gif

 

 

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